師匠

私が東京修行時代上司としてお世話になった松田一良氏の本を書店で発見。早速購入しました。
氏は戦後間もなく西田一声氏に植物の繁殖技術を学ばれ、いけばな界の重鎮、福島経人氏を師事されたことから始まり、高度成長時代から平成にかけてはいち早く自然志向の英国コンテナガーデン技術をディスプレイに取り入れ日本の風土や四季を都市空間に壮大かつ繊細、芸術的に表現された先生です。

寝る間もなく一番末端の弟子？として過させていただいたのが平成元年～２年。（松田氏は大師匠。中師匠、小師匠の下に私がいました）
２０年が経ちました。
決して選ぶことのできない上司、先輩、師匠。ありがたい出会いです。
まだまだ勉強が続きます。

岡部のアレンジは予算の中で師匠の思いを根っこにしています。
品種だけでない、その年その年の色、気候、社会でのできごと。
その日その日の空気の匂い、天気、イイこと。